人間の赤ちゃんも、もちろんですが、新しく家族に子犬や子猫を迎えたときには、一日一日彼等の成長に一喜一憂すると共に、日常の生活が一変します。

赤ちゃんの成長より、子犬、子猫の最初の一年の成長が早いので、その成長の早さによる行動範囲の広がりの速さや、逆に成長しきれない行動に翻弄されることもしばしばです。

後になればそれも良い想い出ですが、もちろん危険なこともいっぱいあります。

「どうぶつ病院とのつきあい方」でもお話ししていますが、新しく迎える子犬や子猫、成犬や成猫には新たなケアが必要です。それと同時に今の生活が一変してしまうような出来事も起こりえます。

小さな子犬や子猫は、思いもしない場所に入ってしまうことがあります。小さいからだで歩き回り家具の間やいろいろな隙間にはいってしまうこと、子猫は高いところに登っておりられなくなってしまうこと、子犬は好奇心の趣くままにでかけたまま戻れなくなってしまうこと、今まで何かが入り込むと思ってもいないところにいってしまいます。
危険な薬剤や道具などの管理はもちろん、日常身の回りにあるものの危険についても周知しておく必要があります。

特に子犬は何でも口にしてしまう危険があります。犬の場合には高い場所へは登らないことがおおいので、危険なものは高い場所へ隠すという手が使えます。
また、ちょっとした高低差から飛び下りて骨折してしまうことがあります。
トイプードルは、特に1歳未満の子犬の時期は体の割に手足の骨が細いので、人間の膝の高さから飛び下りるだけで骨折してしまうことがあるのです。
元気で力強く遊ぶ姿から、しっかりしてきた体格を過信してしまい、ちょっと油断していると骨折してしまうケースはよくあります。トイプードルだけでなく子犬の骨格は高低差には弱いということを覚えておいてください。

逆に子猫は、どこでも入り込んだりジャンプしたり、のぼったりしてしまう危険があります。彼等は高低差はあまり気にしていません。
ただし、家の中でたいがいの場所は人の助けで下ろしてあげられますが、爪が引っかかったまま落ちたり、パニックになることもありますし、何より高いところに置いてあった危険物に触れてしまう機会も出てきますので注意が必要です。
また、高価な物、小さいものを高いところから落としてしまう、まさかと思うような場所へ行ってしまうという危険があります。
心の平温のためにも、猫の手の届かない場所、鍵のかかる部屋などを確保するのが安心です。

大事なものは子犬や子猫が入れないところに仕舞う、危険なものは置かない、餌はかくしておいても見つかってしまう、ということを念頭に、家の中を整理整頓する良い機会と思い、もし何かあっても笑ってしかってやれるような心の余裕をもてるよう心掛けるのが何よりも大切です。

他では悪態ついていても、子犬や子猫のやらかすことに笑って対応できる覚悟をもってチビちゃん達をお迎えください。